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（アッー！はウソです。けつあなになんか入れられたわけではありませんが、気分的にアッー！なかんじだったのです。）
彼氏以外のひとに、まんこを見せるのは初めてだったので、婦人科へ行くのは結構イヤだった。
だけど、そんな事言ってる場合ではない。これは異常だ。異常すぎる。わたしの頭の中でアラートが鳴っていた。
問診票に必要事項を記入。今日はどうされましたか？という記入欄に
数ヶ月前から経血の量が多い。今日は見た事もないほどの大きい塊が出た。性交痛がある。
などと、細かく訴えたい事を書いていった。
新築したばかりなのか、とても綺麗なクリニックだった。ふっかふかの黄色いソファが、心をなごませ…る余裕は無かった、コワイコワイ何とかしてくれ！内診もコワイ！
しばらく待っていると、名前が呼ばれて診察室に入った。医師が良く座っているデスクではなく、すてきなテーブルが置いてある。先生は初老の「元」ナイスミドルというかんじだった。適度に涸れた雰囲気が安心感を誘う。問診で、止血剤と漢方薬を処方された。
「一応、なかも診ましょうね。」
内診キター！
日銭をかせぎながら生活していたわたしだったが、そろそろおーちゃんに寄生しているのが気まずくなっていたので、真剣に仕事を探し始めた。
正社員で就活するのがマンドクサかったので、派遣社員やることにした。
顔合わせに行っては不採用、そんな生活を送っているうちに生理キター。
生理６日目、いつもなら殆ど出血しないのに、体内から血がゴバァっと流れ出ていくのが自分でもわかる。
たっ、たすけておかーさん！
トイレに行くと、
でろーーーん
10センチ以上ある血の塊が！
なんじゃこりゃーーーーーーー！！！！！（まつだ風）
病院病院。病院行かなきゃ。
早朝でどこも開いていない。
検索検索。近所でよさげな婦人科はどこ！？
シャワー浴びてスネ毛剃らなければ！
幸い、ここ数ヶ月の生理来た日は、携帯のメモに残してある。
メモ帳に症状と生理来た日を書き写し、保険証もって、いざ初めての婦人科へ！
おっかしーなー。まっイイか！と思っているうちに、次の生理が規則正しくやってきた。
何十年と女子をやっているわたしなのだが、生理不順という言葉には、ものすごく無縁なのだった。
生理２日目、友人の家で飲み会があった。
ほんとうにひさしぶりに会う友人なので、イマイチ生理が重いなと思いながらも、わたしは出かけて行った。
車座になって談笑していると
ケツが冷たい
今時のナプキンは優れもので、多い日でも４時間くらいつけてて大丈夫だと思ってたが、その日は３時間も経たずにズボンまで染み出すほどの漏れ方だった。
友人に服を借りて、染みを抜いたズボンを乾かした。
３人の母親である友人は、病院へ行きなさい！としつこく言ってくれた。だが、おバカなわたしは、スネ毛とかまんげを剃るのがめんどくさいので、とうとう病院へは行かず、次の生理をむかえる事になる。
あるひ、わたしは日銭をかせぐためにバイトをしておった。
バイトの帰りみち、同居人おーちゃん（ヒトはそれをカレシというね）と、ごはんを食べに行った。
店に入って、店員が「２名さまごあんないします」と言ったところで、なんかケツが冷たいのに気が付いた。
ズボンを触ってみると、経血が漏れてた。
席に行かずに「トイレ行ってくる！」言って、あわててトイレ行くと
スプラッター
わたしの生理は、４日目以降は急に軽くなるのだが、その日は４日目過ぎて突然ゴハァッと出血してしまったのだ。
上着を腰に巻いて、おおきな染みを隠して、席についた。
座布団を汚したら嫌なので、ずっと正座していた。
店を出る時に足の感覚が無くなっていたので、座敷でズダダダンッと派手に転んでしまい、騒然となった。上着で隠した染みがチラッと見えてしまったかもだ。